Ruby合宿2022春5日目。最終日。
【発表会準備】
朝9時、Zoomのメインルームに全員集合します。
前日遅くまでやっていたチームもあったのか、若干集まりが悪いようですが、9時から9時45分まで発表会の準備時間です。
発表内容の確認をしたり、気持ちを落ち着かせたりしてほしい時間ですが、直前までプログラムコードの調整を行っているチームもありました。
(気持ちは分かります。)
9時45分からは、恒例の発表順決めです。チームリーダーにじゃんけんをしてもらいます。
実はこのじゃんけん、あまり意味がありません。発表順を決めるのは、あくまで「あみだくじ」なのです。
(じゃんけんは、あみだくじを引く順番を決めるものです。Ruby合宿の古き慣習です。)
もちろん、あみだくじもオンラインで行います。
【発表会】
10時より発表会の開催です。多くの島根県内企業様や自治体様に(オンラインで)お越し頂きました。
【発表1番目】Team4:unifive
ゲーム名は「きみは太陽 -you're the SUN-」。
プレイヤーが太陽で、公転している地球に衝突する隕石に向かって火球を発射し、隕石から地球を守るゲームです。
地球を何秒守れたかを競います(結局地球は隕石によって消滅する運命涙)。
視点を切り替えるモードがあったり、ゲームのタイプ(難易度)が3つ用意されていたり、Ruby合宿の3日間で作成したとは思えない程クオリティーの高いゲームでした。
発表が終わると、早速質問が出てました。
【発表2番目】Team1:ウイルスバスターズ
コロナウイルスに似たウイルス型巨大生物にしじみカプセルを投げつけて撃退するゲームです。
制限時間30秒の間にいくつウイルスを撃退するかを競います。
ウイルスにリアルな3Dモデルを使っていたり、カプセルも3Dでリアル感が出ていて、2Dゲームとは違った臨場感が出ているゲームでした。
(オリジナルキャラクタ「Ozimikun」を作成されてましたが、時間の関係でゲームに盛り込めなかったとのこと。)
【発表3番目】Team5:脳筋ゴリ押しプログラマ
ゲーム名は「進撃のEast Back」。やな予感がします。
タイトル画面の画像に問題があるようですが、コメントは差し控えます。
(説明では「とにかく楽しく!!」「面白く!!!」のためにこの画像を使ったとのこと。それは分かる気がしますが。)
ヨーロッパを舞台としたシューティングゲームで、戦車を操作し、大砲を発射して「お化け」を撃退するゲームです。
お化け10体を撃退することでゲームクリアとなり、クリアスピードによってスコアが3段階で評価されます。
(分かりづらいですが、戦車にも例の画像が貼ってあります。)
こだわった点が「世界観を壊さない」とのことでした(世界観って・・・?)。
【発表4番目】Team2:4’s(フォース)
ゲーム名は「神っぽい投げ銭」。
出雲大社の参拝シーンをゲーム化したもので、他の参拝者を避けて賽銭箱に投げ銭をするゲームです。
タイトル画面はメンバーの自作とのこと。
シンプルなゲームですが、四方が神社の画像に囲まれているところや、賽銭箱のリアルさなど、いろいろこだわり要素が入っています。
【発表5番目】Team6:カウス
プレイヤー目線(FPV)でZ方向(奥方向)へ進んでいき、弾丸を発射してEnemy(障害物)を消しながらゴールに到達するゲームです。
このゲームの特徴は、何と言っても障害物の種類と数の多さです。それぞれの障害物の色や形が違っていていて、3Dならではの臨場感も感じられます。
【発表6番目】Team3:るーびっく
(何と!)Rubyを破壊する王道(?)3Dシューティングゲームです。
(元々は、Rubyのルービックキューブを完成させていくゲームだったそうです。)
ワイヤフレームで表示されたRubyがボスキャラのようです。小さいRubyキャラに球をヒットさせるとポイントが加算されます。
以上で全6チームの発表は終了です。
個人的な感想ですが、全チーム全員プレゼンが上手でした。
これはオンライン慣れなのか、最近の若者の傾向なのか理由は分かりませんが、視聴してて安心感、安定感がありました。
発表が終わったところで、「ベストチーム投票」を行いました。
投票の結果、「Team2:4’s」が最優秀チームに選ばれました。おめでとうございます。
【企業視察】
島根県内企業3社様にオンラインでの企業視察をさせて頂きました。
- (株)NaCl様
- (株)パソナテック様
- (株)日本ハイソフト様
カメラを使って、社内を案内して頂きました。
1社目はNaCl様。
NaCl田中さんに、社内をカメラでご案内頂きました。
2社目はパソナテック様。
最初に資料で会社説明をして頂いて、その後、島根Labの社内をカメラでご案内頂きました。
3社目は日本ハイソフト様。
社内については、プロモーションビデオにてご案内頂きました。その後、資料で会社説明もして頂きました。
企業の皆様、お忙しい中、ありがとうございました。
【参加者懇談会】
さて、一通りRuby合宿のイベントが終わったところで、参加者懇談会を行いました。
前日に参加者交流会を行いましたが、Ruby合宿はチーム活動が主なので、他の参加者との交流はあまり多くありません(オンラインなのでなおさらです)。
Ruby合宿の最後を締めくくるにあたり、参加者一人ひとりにRuby合宿の感想を語って頂きました。
【閉会】
以上で、Ruby合宿2022春オンラインは終了です。
当初の人数より若干少なくなりましたが、チーム活動が始まってからは、一人の欠員もなく、6チーム全員で最後まで楽しむことができました。
全く知らない人たち、プログラミングスキルもバラバラな人たちが、チームで、しかもオンラインで開発、そして発表まで行うのは、想像以上に大変です。
でも、その大変さと引き換えに、楽しさだったり、苦しさだったり、いろいろなことをこの5日間で体験できたと思います。
この体験が、参加者の皆さんの人生によいキッカケとなれば、運営としてこれ以上のことはありません。
参加者の皆さん、講師の皆さん、企業の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。お疲れさまでした。
引き続き、島根県、そしてRuby合宿をよろしくお願いします!