Ruby合宿2022春1日目

【Ruby合宿2022春(オンライン)開催】

 

Ruby合宿2022春の開催です!

Ruby合宿2022春の開催内容は、2021年10月から決めるのですが、当時新型コロナウイルスの動向が予測できず、オンライン開催という苦渋の選択をしました。そして2022年3月、オミクロン株の猛威が収まらない状況でのRuby合宿開催となりました。もしリアル開催を決定していたならば、中止もあり得たかもしれません。我々の判断は正しかったです(本当はリアルでやりたかったですが・・・)。

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※ プライバシー保護のため、一部の写真(の一部)に「モザイク」を入れることがあります。

 

【開会・オリエンテーション】

 

初日は13時からRuby合宿開始です。
前回のRuby合宿2021夏は少数精鋭部隊(参加者少)でしたが、今回は全国から27名の猛者に参加して頂きました。
(残念ながら、初日のみ参加の方が2名いらっしゃいましたので、実際のチーム活動は25名で行いました。それでも、オンライン開催のRuby合宿としては最大人数です。)

開催宣言の後は、島根県商工労働部産業振興課情報産業室の山本さんより、ご挨拶を頂きました。

(急に振ってしまいましたが、まるで予め予想されていたかのような素晴らしいご挨拶でした。ありがとうございます。)

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オリエンテーションでは、運営からRuby合宿の概要や注意事項などについてお話します。
Ruby合宿の趣旨は最重要事項ですので、しっかりお伝えしました。
(全員島根県民になる呪い・・・いや魔法、白魔法をかけておきました。)

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他にも、体調管理の重要性や、休憩を多く取ったり無理しないこと、飲み物食べ物は自由に用意して、リラックスしてチーム開発を行ってもらうことなどを伝えました。

 

【まつもとゆきひろ氏講演会】

 

「Rubyの父」、まつもとゆきひろさんの講演会です。

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今回は、「プログラミングの本質」というタイトルでお話頂きました。

まつもとさんは本当に博識です。前半は、過去の日本(世界)の経済状況とIT産業について具体的な例を示しながら分かりやすくお話頂きました。後半は、タイトルにもあるように、プログラミングについてのお話でした。「本質」は何かと言うことを、具体的・抽象的に織り交ぜながらお話されるので、より心(脳)に刻まれる感じがありました。
もちろん、最後は「ハッピーになろう」で終了しました。

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まつもとさんの講演は時間が押してしまいましたが、まつもとさんに質問がしたくて参加したと言っていた参加者に質問して頂きました。

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【自己紹介】

 

次は、参加者全員の自己紹介です。
最近の学生さんたちはオンライン授業に慣れているのか、自己紹介がホント上手で、物怖じすることもなくスラスラ話されている印象でした。
(個人写真は出しづらいので「なし」です。)

 

【環境構築】

 

今回のRuby合宿のテーマは「3Dシューティングゲーム」の作成です。
これまでのRuby合宿では、「DXRubyライブラリ」という2Dメディアライブラリを使用していましたが、今回初めて使用する「Mittsuライブラリ」を用いて、難しい3Dゲームにチャレンジします。
通常では、この時間にRubyとライブラリを実行する環境を構築してもらうのですが、今回の参加者のみなさんには、事前に構築をお願いしていたので、この時間は「チーム活動」に当てました。

 

【チーム活動】

 

今回は、参加者25名を6つのチームに分けます。
チームメンバーを発表した後は、各チームのブレイクアウトルームに入ってチーム活動(チーム開発)を行ってもらいます。
本日はRuby合宿初日なので、最初にチーム内で再度自己紹介(特に自分のスキルレベルなど)をしてもらいます。その後は、チームでどんなゲームを作成するのか考えてもらいます。
ここからはチームの個性が出るところで、早速どんなゲームを作成するか考えるチームや、まずは配布したサンプルゲームのソースコードをじっくり読むチームなどに別れます。

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Ruby合宿では、ソースコードの管理にGitHub(バージョン管理サービス)を使ってもらいます。非常に便利なツールなので利用を推奨しているのですが、使い方が若干難しいところがあります。
通常だと、使わないことを選択するチームもあるのですが、今回は全てのチームがGitHubにチャレンジしていました(その分、苦労している参加者もいましたが)。
年々、GitHubを利用する機会が増えているので、Ruby合宿はRubyと合わせてGit(GitHub)を学ぶ場にもなっています。

 

【自由時間】

 

18:30以降は、自由時間です。オンラインでの活動は疲れるので、Zoomを退出してゆっくり休んでもいいですし、もっと続けたいと思うチームは、引き続きZoomを使ってもよいです。
また、前回同様Ruby合宿参加者向けに、DiscordでRuby合宿サーバを立ち上げています。Ruby合宿のZoomは21時まで使えますが、21時以降で開発を続けたいチーム、またはDiscordが慣れているチームは、Discordを使ってもらっても結構です。

 

今回のRuby合宿の初日は、チーム活動の時間を多く取ることができたので、比較的進捗がよい様に感じました。2日目からの参加者の活躍が期待できそうです。


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