Ruby合宿 2021 夏「オンライン」 報告

新型コロナウイルス感染防止の理由により、Ruby合宿2021夏は「オンライン」開催となりました。

開催日時

2021年8月23日(月) 13:00 〜 8月27日(金) 15:30

開催場所

オンライン(Zoom)

申込者・参加者構成比
募集要項
学生(大学・高専・専門学校・高校生等)、または25歳未満の求職中の人で、以下の条件を満たす人
  • チーム開発に興味のある人
  • 将来、ソフト系IT産業で働きたいと考えている人
  • 主催者が行うメールでのアンケートにご協力いただける人
  • Windows10のPC(仮想も可)がある人
  • 安定したインターネット接続環境がある人(固定回線を推奨)

※ただし、応募多数の場合は、島根県在住または島根県出身の人を優先します。

募集定員

30名程度

申込者

申込者数:22名(男性:19名、女性:3名)

参加者

参加者数:14名(男性:12名、女性:2名)

大学(大学院も含む):5名、高専:0名、専門学校:8名、ポリテクカレッジ:1名、職業訓練校:0名、高校:0名、中学:0名、小学:0名、求職中:0名

島根県内在住:5名、島根県外在住:9名
島根県内出身:5名、島根県外出身:9名
島根県内在住または島根県内出身者:5名
(島根県内教育機関への通学を含む)島根県関係者:5名

実施概要
事前講義

Ruby合宿開催前に、オンライン(Zoom)で事前講義を2回開催しました。 1回目は、「Git入門」、2回目は「プログラム作成ポイント」でした。 「Git入門」では、チーム開発でよく使用されるバージョン管理ツールGitの基礎や、WebサービスGitHubについての説明を行いました。 「プログラム作成ポイント」では、DXRubyライブラリでゲームを作成する上で必要な知識を説明を行いました。

まつもとゆきひろ氏講演会

まつもとさんより、「プログラミングとものづくり」というタイトルでご講話をいただきました。 「プログラミングはものづくりなのか?」という(若干)哲学的な話から始まり、Rubyの歴史、 ソフトウェア作成のプロセス(ものづくりとの相違点、共通点)、ソフトウェア作成の楽しさ(創造、改善)、 ソフトウェア作成の制約(トレードオフ、バランス)など、これからソフトウェア開発を行う参加者にとって 参考となる内容を分かりやすくお話いただきました。 もちろん、最後は「プログラミングは楽しい!ハッピーになろう」で終了しました。

グループ活動(チーム開発)

1チーム4〜5名の3チーム体制で開発に取り組みました。今回のテーマは「2Dカードゲーム」の作成でした。 現役エンジニア4人の講師陣が、チーム開発をしっかりサポートします。

企業交流会

島根県内企業の技術者および経営者の方をお招きし、各企業紹介の後、質疑応答形式で率直な質問や意見を交換しました。

発表会

島根県内の企業、公共団体の方に観客としてご参加いただき、チームごとに自己紹介や作成したプログラム作品のデモを行いました。発表終了後、ベストチーム投票を行い、最優秀チームを決定しました。

企業視察

島根県内のIT企業の社内を、オンラインで見学させていただきました。

 ※ 画像はありません m(_ _)m

感想(抜粋)
  • 他のチームより成果物のクオリティは低いかもしれないが、チームとして解決策を模索してゲームとして完成できたのがよかった。
  • 初めてのチームでの開発を経験ができ、メンバーの方と意見を交わしながら何とか成果物を完成させることができたので、とても良かったです。
  • RubyやGitHubへの理解が深まった。また、チーム活動や現役エンジニアとの交流はいい経験になった。
  • 作業をして分からなかったことや上手くいかなかったことをすぐに講師からアドバイスをもらえる環境がとても良かったです。
  • ほぼわからない状態での参加で何もできず悔しかったので、機会があればもう一度参加したいです。