Ruby合宿 2019 夏 報告

開催日時

2019年8月19日(月) 14:00 〜 8月23日(金) 16:30

開催場所

島根県青少年の家 サン・レイク(〒691-0074出雲市小境町1991-2)

申込者・参加者構成比
募集要項
学生(大学・高専・専門学校・高校生等)、または25歳未満の求職中の人で、以下の条件を満たす人
  • Rubyのインストールができる人
  • 何かしらの言語でプログラムを作成したことがある人
  • 将来、ソフト系IT産業で働きたいと考えている人
  • 主催者が行うメールでのアンケートにご協力いただける人

※ただし、島根県在住または島根県出身の方を優先

募集定員

30名程度

申込者

申込者数:39名(男性:35名、女性:4名)

参加者

参加者数:27名(男性:24名、女性:3名)

大学(大学院も含む):9名、高専:2名、専門学校:10名、ポリテクカレッジ:1名、職業訓練校:0名、高校:5名、中学:0名、小学:0名、求職中:0名

県内在住:12名、県外在住:15名
県内出身:10名、県外出身:17名
県内在住または県内出身者:12名
(県内教育機関への通学を含む)県関係者:12名

実施概要
事前講義

Ruby合宿開催前に事前講義を2回開催しました。1回目は、「Git入門」、2回目は「アプリ(プログラム)作成ポイント」でした。 「Git入門」では、チーム開発でよく使用されるバージョン管理ツールGitの基礎や、WebサービスGitHubについての説明を行いました。 「アプリ作成ポイント」では、DXRubyライブラリでゲームを作成する上で必要な知識を説明を行いました。

まつもとゆきひろ氏講演会

まつもとさんより、「理想のソフトウェア」という題でご講話をいただきました。 Ruby誕生の話から始まり、イデア(理想形)の追求の話、バランスが大事という話、そして、試行錯誤してみようという話で終わりました。 いろいろなエッセンスが多く盛り込まれたお話で、若い参加者にはピンと来ない内容もあったと思いますが、 一番最後の「ハッピーになろう」で、まつもとさんが言いたかったことが、参加者全員に伝わったのではないかと思います。

グループ活動

1班4〜5名の6班体制でグループ開発に取り組みました。今回のテーマは島根県の名所をテーマとしたインタラクティブアニメーションアプリ」の作成でした。

企業交流会

島根県内企業の技術者および経営者の方をお招きし、グループごとの質疑応答形式で率直な質問や意見を交換しました。

発表会

島根県内の企業、公共団体からお越し頂いた来場者の前で、班ごとに自己紹介や作成したプログラム作品のデモを行いました。発表終了後、ベストグループ投票を行い、最優秀グループの決定と副賞の授与を行いました。

企業視察

島根県内のIT企業3社を訪問させていただきました。

感想(抜粋)
  • グループで開発する経験を得られた。初対面の人しかいなかったが、皆同じ目的を持っていたのですぐに仲良くなることができた。
  • グループの中には自分より経験が少ない人もいて、その人に知っていることを色々教えたことがとても良い経験になった。
  • 普段喋る(会う)機会のない人とアイデアを出し合い、実際に開発を通して、自分からは出ない柔軟なアイデアや発想に触れることが出来た。
  • プロのエンジニアの方々と交流できたことで自分の視野が広がったし、プログラミングに対してすごくやる気がでた。
  • 最初は不安でしたが、同じグループの人や講師の方がわかりやすく丁寧に教えてくださったので楽しくRubyを学ぶことができました。
  • プログラミングの知識だけでなく、デバッグの方法や開発に対する心構えなども聞けて本当に勉強になった。